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ピーマンを観察

Farming, Root Farm, YUMI先生, かりの

ピーマンの収穫が続いていますが、一つの実の表面に、下のような穴が空いているのを発見しました。

虫の専門家、YUMI先生に聞いてみました。

——————–
>Root
 YUMI先生、この穴は何によるものでしょうか?

>YUMI先生
 下手人はもう逃亡したな。ピーマンの右肩、楊枝くらいの穴、これは射出孔、もとい、脱出孔または脱出痕な。
 虫がいないのでわからんが、タバコガ又はオオタバコガ、後者のほうが広食性でどこにでもいるから、こっちの方がありそうだね。

>Root
 どんな蛾なのでしょうか?

>YUMI先生
 オオタバコだとレタスやトマト、キャベツに綿花(英名はコットンボールワーム)、トルコギキョウにも入るとか。そういやスイートコーンにも入ったはずだぞと思って確認した、入るね。クスリなくて困ってる。

※Root注※
■ピーマンの場合、葉や花に卵を産み、やがて幼虫となり果実の内部を食害する

>YUMI先生
 まあ、よくいる虫よ。うちでも年に1~2回、台所で飼ってるね。大抵はピーマンからとるがキャベツから取った年もあったかな。うちだとクレームにはならずに、ペットと化す。

※Root注※
■パッと見可愛ければ、インターネット上の画像を載せようかとも思いましたが、一般的な感覚では、可愛くはないかも。やめておきました。

>Root
 オオタバコガに対しては、どのような対策がありますか?

>YUMI先生
 こいつら、入られちゃったら終わり。成虫対策が重要。寡雨の年は鱗翅の発生多いと言われる。フェロモントラップは値がはるが優秀だよ、お試しあれ。交信撹乱用のコナガコンプラス使うなら、周辺の作物次第だが広めに設置。施設だと開口部のネット張りや黄色灯での忌避が使える。
 とにかく卵産まれちゃって、中に入られたら打つ手なしだから。ピーマンだと変色とかでわかるけど、レタスなんか、結球始まってから株元に産卵されると、外から見ても加害があるかどうかわからん。出荷してからクレームになるから信用問題。だから農薬使う人はこの時期によく効くやつを3回くらい固め打ちする。個人的には成虫に忌避作用のある合ピレがオススメ、アーデントまだ売ってるのかな?
 クスリ使わないなら発生源対策、春からの作物ラインアップの見直し、トラップによる発生調査だね。

※Root注※
■アーデント水和剤…バイエル
■合ピレ(合成ピレスロイド)…住友化学

>YUMI先生
 そういや、前のズッキーニの「たまご」解決したの?

>Root
 すみません、あの実はそのまま処理してしまい、確認できていません。また、何か発見があった際には、解説をお願いいたします。

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